先日、ご紹介した昇級試験 9級の試験内容についてです。
試験内容 :気合
礼(立礼・座礼)
構え方(自然体用意・組手立ち・反対立ち・閉足立ち)
まず「気合」について。
大きな声で返事ができること、挨拶ができること。自分が出せる一番大きな声を出し、気合を入れましょう。
そして「礼」が2種類。立礼と座礼です。
立礼、座礼とも、所作に決まりがあり、決まりを守って行うことが合格の最低条件です。
また、大きな声で礼をすることは基本です。
立礼:立った状態での礼です。
手を重ねる位置、重ね方、頭の下げ方 など決まりがあります。
座礼:座った状態での礼です。
立った状態から正座をする、礼をする、立ち上がる 動作を確認します。
座り方、礼の仕方、立ち方 にそれぞれ決まりがあります。
それぞれ、写真で確認してみてください。
今回は、たくや君がモデルを引き受けてくれました。ありがとう。
立礼:
1. 自然体で立ちます。手は握り、帯の高さです。
2. おでこよりも高い位置で手を重ねます。
手の平側が内側、手の甲側が外側を向きます。右手を上にして重ねます。
3. 手を元の位置まで戻し頭を下げ礼をします。
この時、大きな声で気合を入れます「押忍」
たくや君の大きな気合が聞こえますでしょうか(^J^)
4. 頭を上げ、自然体に戻ります。
座礼:正座の仕方、礼の仕方、立ち方 と3つに分けて説明します。
1. 正座
1)自然体で立ちます。
2)左足を曲げます。
3)右足を曲げ、膝立ちの状態。つま先は立てておきます。
4)立てたつま先の、かかとの上に、お尻をのせます。
5)正座の状態で座ります。
右足と左足の間隔は拳一つ分空け、手は足の付け根にそろえます。
2. 礼
1)左手をつきます
2)右手をつきます
3)頭を下げて礼をします。
この時、大きな声で気合を入れます「押忍」。
気合を入れるタイミングは、頭を下げながらではなく、頭を下げてから「押忍」です。
4)心の中でゆっくり3秒を数えてから頭を上げます。
5)右手を戻します。
6)左手を戻します。
3. 立ち方
1)お尻を上げてつま先立ちになり、かかとの上にお尻をのせます。
2)右足を立てます。
3)左足を立て、自然体になります。
次回は構え方の決まりをご紹介します。
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